中国だろうがタイだろうが、とにかく英語を使うしかない海外。(中国語やタイ語はもっとできないため)結局語学は必要に迫られるのが一番の上達法。いま真剣に環境づくり考え中…
こんにちは。木村悦子です。(^-^)
突風に今年の桜が惜しげもなく散っています。花の命は短いからこれほど慕われるのでしょうか。
前回の続きです。
前回までのあらすじ
言葉も通じない上海で深夜に乗換便を逃し、カメラも没収されかけいったいどうすりゃ?!
2017年2月再訪タイ①上海深夜ひとりぼっち(乗り継ぎ終了)ウワサ通りの中国東方航空
2017年2月再訪タイ①上海深夜ひとりぼっち(乗り継ぎ終了)ウワサ通りの中国東方航空
上海⇒チェンマイ直行便に変更
何とかセキュリティチェック通過。
遅延は航空会社側落度のため、翌日一番早い9時台チェンマイ行の直行便に乗せてもらえる事になりました。
- 羽田→上海
- 上海→バンコク ⇐乗換え1回目
- バンコク→チェンマイ ⇐乗換え2回目
の2回乗換え予定が1回に短縮!ケガの功名か。。
それでも「朝10:30チェンマイ市街」のアポには到底、間に合いません。
空港にネット環境は無いと言われたけど、待ち合わせ前までに何とか連絡はせねば。(万一遅れる場合はメールで連絡することになっていました。が、中国でスマホが通じる準備はしてこなかった。)
その前に、出発まで過ごすホテルへ連れて行ってもらわねば…
ところが!!
「迎えに来てるスタッフ」なんかいねえ!!
1Fに降りろ、我々(中華東方航空)の送迎スタッフが居る、と言われたがどこにもいない。
誰もいないんです。それらしき人が。。
ホントどうすりゃいいのよ(゚ーÅ)
度重なるトラブルに疲れを感じるヒマもない。。
この時間どこをどうさまよったかあまり記憶にないです。(必死)
小学生レベルだろうが、英語しか意志疎通手段は無い。必然的にその辺のairline staffに声をかける事に。(日本と同じく中国も一般の人に英語は通じない)
たまたま話しかけたアジア系CAに事情を説明。
(と言っていたか解らないが)そういう反応。スタイルいい。まつげバサバサ。外国語流暢&ホスピタリティ申し分なし。人としてレベル高い!(写真撮る余裕なかったため絵)
ありがたいことに大変親身に心配してもらい、結局その一行から一人の男性が私を案内してくれることに。
Olient Thai Airlinesの男性スタッフに助けられる
中国人だが流暢な英語。航空会社を尋ねると「Orient Thai」
Our Mission And Philosophy – Orient Thai Airlines
結局、私には何の義理も無いOrient Thai Airの男性スタッフが30分程もかけて窓口を探し、「中華東方航空」スタッフに話をつけ、トランスファーし損ねた人を泊めるホテルまでの迎えを手配してくれました。
Ledy firstで荷物まで引いて下さったのよこれが…(仕事じゃないのに)
北京空港でもこういう設置物?を見た 何かで埋めないと間が持たないほど浦東空港も広い
もうひと気も無くなった深夜、あちこちを回って(ホントに汗までかいて)窓口を探してくれました。
マジ後ろ姿拝んでました。 (;人;)
まさに「地獄に佛」ならぬ「地獄にOrient Thai Airlines Staff」。
私は今後人生のどこかでOrient Thaiに恩返しをしなくては。(彼が居なかったら間違いなく始発まで冷え込みきつい浦東空港で、中東系大家族と一緒にベンチで夜を明かしていたはず)
このベンチ。4人の子供と夜を明かす気配の家族がいた。思わず難民を連想…こんな人達も
余裕が無く伺った名前も失念してしまい本当に申し訳ない。この日は本当にありがとう。
やっと中国東方航空のドライバーが迎えに来た。Orient-Thai Airの男性スタッフに心から御礼を言い、車中へ。
もうこの後は、航空会社の契約ホテルだから、空港のすぐ近くと思いますよね?
ところがドッコイ。迎えに来た薄汚れたバンに、10分は揺られただろうか。深夜なのに。結構遠い…
浦東空港~車で10分 乗り損ね客用ホテル
空港からドンドン離れていく。というか上海にドンドン入っていく。
ようやく実務的な感じのホテルへ。
ホテルではパスポートを預けさせられ、明日5:30にロビーへ来い!との指示。
この夫婦(?)で切り盛りしているらしかった。ダンナがドライバー。奥さんはフロント。私の前にチェックインする日本人男性。中国語堪能だった。
やっと見つけたWi-fi接続を試みるも、通信環境が悪いのか繋がらない。(すでに深夜2:00頃です)
5回位TRYしてあきらめました
疲れもピークに達し、ホテルからの連絡はあきらめ自分の部屋へ。
美点 シャワーは熱い、お茶も美味
1人なのにツインの白いベッド。\(^o^)/ワーイ
でも部屋の電灯とエアコンは切れててつかない。(→o←)
贅沢なのかそうでないのかよく解らん。。
スマホのフラッシュで心霊写真状態ですが、ツインのベッドルーム。8Fだったかな。
片方のベッドには今まで着ていた服を全部脱いで広げた どうせ数時間後また着なくてはならない
でもお風呂に入れると入れないではスッキリ感に雲泥の差!!幸い、冷え切った部屋の中でバスルームの電気は付き、シャワーのお湯は出が良く熱かった。これはうれしかったです。
もともと航空運賃は節約してもホテル代は切り詰めすぎないようにしてます。理由:疲れが取れない(ここは航空機遅延のため「無料」でしたが)
とりあえず、バンコクのホテルを予約する必要はなくなりました。(つまり、機内からホテルを予約しそこなった時、これでよかったのではという直観は正しかった)
(左側椅子の手すりにかかっている)ナイロン製「あかすりタオル」って私には旅の(というか生活の)必需品ですが他の人はどうなんだろう
熱いシャワーで髪と身体を洗いようやくひと息。疲れが襲ってくる。
カップにちゃんと蓋があったのが中国らしい。お茶も美味。
とりあえず、この晩ベッドで寝るという目的だけは十二分に達成されました。( ̄ー ̄)Good!3時間無いくらいだけど~ 浦東空港のベンチを想えば天国
といっても明日の(というか既に当日の)10:00前までには何とか先方にメールで連絡を取らなくてはならない。ダメ元で空港でもう一度ネット環境を探すしかありません。
何とかなる。その時考えようまで決めて、爆睡しました。
余談 トラブルが多いは本当?
みんなも中国東方航空には気をつけてね。トラブルが多い、多いってネットに出てるけど全部本当だよ。
とはいえ他の人の体験を読むと、私は今回かなり幸運に助けられた方だったようです。
もっともそれは理由ない事ではないと思っています。旅は危険の宝庫。私は旅行前に必ず、危難を避けるため、ある事をしています。(今回もそうしました)
信じて頂けるか解りませんが、その方法はこのタイ再訪記シリーズ最後で共有します。旅行に限らず生きる上でキケンを避けたい人はよかったらチェックして下さい。(^▽^)
③につづく
(17/10/09追記)すみません、本当にその予定でしたが猫の事で忙しくなり、そのうち落ち着いたら、落ち着いたら、と思いながら全然落ち着きませんでした。。<(_ _)>
キケンの避け方ですが一言で言うと、布施に関係があります。仏教では業と因果応報を説きますが、シンプルにその理解に基づいてキケンに合わないよう願をかけ、お布施をしています。
どこに?はあからさまにすることでないと解ったため、ここでは記載できず大変申し訳ありませんが、得たいものが有った時、お金でも作業奉仕でも、善を行うことはすべての事に応用できるので覚えておいて損はありません。
保険と違うのは、保険会社は倒産したり条件によって保険金が支払対象にならなかったりしますが、この方法の良い所は絶対に「かけ捨ては無い」ことですね。
私が仏教を学んで一番良かったと思う事の一つが「業の理解、布施の大切さ」ですので、これはそのうち記事にする予定です。<(_ _)>
▼前回の記事はこちら
2017年2月再訪タイ①上海深夜ひとりぼっち(乗り継ぎ終了)ウワサ通りの中国東方航空
▼2016年より前の記事はこちら
▼タイ旅行記の記事は下を見てね。
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