海外製のバカでかい洗濯機が並ぶ一泊目ホテルのコインランドリー(および施設居住者。お休みあそばされていた)
こんにちは。木村悦子です。(^-^)
そろそろ冬に飽きてきました。。
「木村悦子のブログ」はアメブロからhttp://kimura-etsuko.comへ移行しました。(アメブロ過去記事はそのまま残し、更新はこちらで行っていきます)今後ともよろしくお願いします。
▼前回のつづきです。
2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 1羽田-バンコク往復3万円空の旅 心踊る出発
2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 2地獄の北京空港 Hell of a time at Beijing Airport
やっとタイに着いたものの、まだバンコク到着に過ぎない。ここから更に国内線でチェンマイへ飛ばなくてはいけないのだ。
しかもそれは19:30頃の出発で、また乗り継ぎを6時間位待たなくてはならない。
自分で選んだ旅程とはいえ、いざ実行段階になるとなかなか苛酷でした。
とりあえず、自分の到着便を確かめ、荷物を受け取る。
生物(なまもの)をここに捨てろ的看板。罰金か投獄とあるが…誰も見てなさそう…(・。・;
スワンナプーム空港の看板に思わず脱力。
寒く厳しい北京を終え、急に緊張感のない文化圏に突入した気がしました(笑)
セキュリティチェックに愛想笑いが入るのも北京とは違いました。
普段日本に生活していて意識しませんが、愛想笑いがありがたいものと気づかされました。私達の国ではコンビニ店員ですら常備しているものですから…
空港の書店。
この書店だけ仏教フェアなんじゃなく、基本タイの書店はどこでもいつでも仏教フェア。
小池龍之介さんの本。タイ訳。
初期仏教の教えが日本に渡り、またタイに逆輸入。
スワンナプーム国際空港。湿気でムッとする。セーターを脱ぐ。寒くないだけでホッとする。
コンビニ。空港価格だろうが、さほど日本と値段は変わらない。(1THB=約3円)
タイまで来ておにぎり食べる気もしないけど・・
牛乳=「Meiji」なのか。スタンダード、ノンファット、ローファット、ストロベリーと推測。
タイは豆乳や牛乳の種類が多く、とてもおいしかった記憶があるんですが、変わらない様子でした。
レストランフロアをぶらぶら。
お昼にしたいけど、タイまで来てバーガーキングってのもね。
だんだん、タイの日常。
お坊さんの本は本当に多い。
日本と僧侶の在り方が明確に違うため、タイのお坊さんは尊敬されています。
ご存知の方も多いでしょうが、女性には手も触れられない、性交渉もってのほか。飲酒もあり得ない。お寺に子供が生まれる事は当然ありません。
Lifestyleが厳格に一般人と違う。
聖職者の存在意義は「凡俗と真逆の価値観提示」だとおもうので、よく知ればこちらの方が正しい在り方と感じます。
スワンナプーム空港のフロアガイド。
仏教僧侶専用のレセプション・ルーム。
4Fが出発フロア。
研修中。
お昼はここにしました。
セロリとかすかにパクチー味のお粥。おいしい。
エビフライ。多すぎて食べきれなかった。エビさん、ご免(T人T)
とにかく次の便まで時間は余っているので、地下1Fへ両替しに行く。
どこにでも、国王をしのぶ豪華な追悼壇がある。
再び本屋。美しい本。
タイでは「釈尊の一生」がエピソードごとに惜しまず語られることが多い。(キリスト教でマリアが男性と交わらず子供を宿し、馬小屋で産んだとかと同じ)
誕生時「天上天下唯我独尊」のシーン。宇宙で自分が一番尊いですでなく、貴方も私もこの世にただ一つのかけがえない存在ですと理解したい。
もっとも前者でもあっていますが。ただし全員が自分をそう思っている、ということ…。
(だから、人間には害虫であっても、むやみにその命をうばわない。と言う論理も仏教は徹底している)
それでも時間が余り、同じような人が溜まるベンチへ。待ち時間を埋める資格のテキストも持参していたが、疲れとだるさでとても開く気にならない(笑)
自分にそこまで期待してはいけない。
ダルい空気の中、突然スズメが入ってきた。
成田(空港)も田舎ですが、さすがにいきなりスズメ迷い込んでは来ないだろうと思うと、タイゆるくて本当にいいなと思いました。
少し外に出る。
夏の空。うれしかった。本当にもうここはタイなんだ。
今度はバンコク→チェンマイ間移動のため国内線。
スワンナプーム空港の巨大像。装飾があれだ、ベンジャロン焼と同じ系統ですね。
タイを代表するゴージャスなやきもの!ベンジャロン焼きを買おう♪ | バンコクナビ
彼はトサギリヴァンというらしい。帰って調べたら隣にいるトサギリトーンと兄弟らしい。
↑トサギリトーン(赤) 二人ともタイの神話中存在のようだった。
Tosagirivan in Ramakien, Ramayana : Giant in Thailand
やっと出発近く。国内線搭乗ゲート付近。
行きの最終目的地はチェンマイ。
蘭は生花。南国。
タイの優先席。
老人、体の不自由な人、子連れに加え、僧侶。
バンコク→チェンマイ間のフライト。今回の航空会社はVietjet-Air。制服がどこを目指しているのか解らないが、可愛い。(本当にそう思っていた)
とか思っていたらこんな騒動が起こっていたらしい。
【賛否両論】セクシー過ぎた?!ベトナムで、水着のフライトアテンダントが登場 | TABI LABO
いや男はうれしいかもしれないけど…。
やっぱあまりにあからさまな(性の)商品化はもうちょっと…違うとこでやってほしい。
とか思っていたら、仕掛けたのは女社長と判明。もうそこまで来ると、女性が女性の性を売る、というのが、男性に売られるより一段世知辛いですな。
ビキニのCAのいるベトジェットエアー vietjet-air bikini
チェンマイ空港のゆるキャラ。緑の妖精的な何か
「ナイトサファリ」宣伝コーナー。
タイの人もキリンの目がきれいと思っているようだ。
見るからに毒ガエル
頼むから野生動物そっとしといてくれ
プミポン国王(基本)
多分仏教的な何か
チェンマイ空港はこじんまりと、アットホームな感じでした。
出たぁ~トゥクトゥク。交渉とか無理なので、エアポートタクシー一択(150THB)。日本では交通価格を交渉する習慣が無い。第一おのぼりさんの外国人(女)が勝てるわけない。
割高と承知の上、安全と時間は買うしかないです。(といっても日本円で450円位なんだけどね…)
ご覧のように街が暗い。
そのはずで、チェンマイは田舎なのです。(市街地とはいえ)
ホテルは車で15分もかからず、すぐ着きました。
軽くシャワーを浴び少し散策に。
欧米人旅行者が夜通しバーで活発に騒いでいるのが、私が初めてタイへ行った20年前と変わらない。永遠にこうだろう。
ここにフラリと混じれる位の語学力があれば、旅がもっと楽しそうだけど。。
観光客相手だと思う。オーダースーツの仕立て屋。
日本人の感覚だと「廃墟」みたいなところがガンガン営業している。
そこにセブンイレブンがあるとすごくホッとする。
あちこち、オープンエアで賑わい中。
こんな調子で、とにかく周囲は盛り場。(興味ない…)
ちょっとぐったりしてきて、通りのお寺を覗く。
仏像達は穏やかな顔でひっそりとたたずんでいました。
観光客相手の街なのでしょうがない。
疲れが出てきたので散策は朝に回す事に。
満艦飾営業中
ホテルへ帰る。併設のランドリースペース。
いかにも外国製のバカでかいデザインの洗濯機や乾燥機。
そこに「ね」のつく生物が眠っていた。
この辺りの住人と思われる。
目覚める「ね」
近づいて話しかけると一向に気にしない様子で、また目をつぶり、瞑想にお入りになられた。
「ね」をそっと撫でると、気持ちがよかったようで全身で伸びをし、コロリと横になっていつまでも身体を掻かせる。
やけに慣れていやがるなと思い右を見ると、同じような猫がホテル事務所の食卓で人間に構われていた。このホテルの飼猫らしかった。
チェンマイを好きになれそうな気がしました。
4につづく
▼前回までの記事はこちらです。
2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 1羽田-バンコク往復3万円空の旅 心踊る出発
2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 2地獄の北京空港 Hell of a time at Beijing Airport
▼2013~2016までの記事はこちらです
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