カティナ祭の日、皆で記念撮影。立派なお坊さんはタモ寺のご住職。なぜか英語堪能。ここで瞑想インストラクションを受けたい!新しい目標ができました。
こんにちは。木村悦子です。(^-^)
「木村悦子のブログ」はアメブロからhttp://kimura-etsuko.comへ移行しました。(アメブロ過去記事はそのまま残し、更新はこちらで行っていきます)今後ともよろしくお願いします。
吹いちゃいましたね2月なのに春一番?(@東京)
今年の冬寒かったので喜びひとしお。身体の芯からゆるみました。
でも今回の訪タイで解ったのは「冬が無いと困る」…
帰国して、11月の日本は寒いけど北京ほど地獄でなく。澄んだ空、カラリとした空気。それがとてもありがたかったです。
冬の無い国から戻ってみて初めて、美しい四季のある日本の私は幸せと気づかせていただきました。
▼前回のつづきです。
2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 1羽田-バンコク往復3万円空の旅 心踊る出発
2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 2地獄の北京空港 Hell of a time at Beijing Airport
2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 3いつ行ってもゆるい。微笑の国 (バンコク→チェンマイ)
2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 4チェンマイで朝食を…山奥の森林僧院・ダモ寺
2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 5チェンマイ洞窟寺院&カレン族 ガイドブックにない秘境
2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 6チェンマイ森林僧院生活、夜の冥想体験
2016年11月5日早朝。チェンマイ。
ホテルはコテージ一人一つずつ。
寺男のラーさんが車を出してくれていた。
景色がいい。
朝もやが最高。
食事はこの旅中ワースト。
なぜか英国意匠。
タイによくある「3in1」スティック。(コーヒー+クリーム+砂糖)
砂糖なしが好きなんだけど、なかなか無いんだよね。
お寺。朝からもうお祭り始まっていた。
雑巾も坊さんカラー。というか、本当に古い袈裟かもしれない。
もともと袈裟は「糞掃衣(ふんぞうえ)」。出家者は人様の捨てたボロ切れを纏った(とされている)だけに、ボロが元の姿に戻っただけか。(実際、現代の袈裟は真新しいきれいなオレンジ布ですが)
お坊さん達が食器を洗っていた。
外の景色と相まって、きれいなのでつい見てしまった。
地元の人達がこしらえて下さったおかず沢山。
見るからにおいしそう。
美味しい物一杯でまた沢山いただきました。けどドクダミには参った。干したり焼いたりしてないモロフレッシュな生のドクダミが。
味…パクチーが可愛く思える味です。
これを食べられる=タイ人認定します。
地雷度★★★★★★★★★
地元の子とお母さん。みんな服がかわいい。
タイで寺院参拝→女性は白が基本のようでした。
飾りつけに使うから、と皆で鶴を折りました。
アイスクリーム売りも来ていた。
南国の風景。大好きな鹿児島や沖縄を思い出す。
お金を挟んだ何か原始的なものができていく。日本の熊手と同じセンスを感じました。
この「金の成る木」(勝手に命名)は、タイの人には拝むほど大切なもののようだった。日本人が熊手に商売繁盛を祈っているのと同じだろうか。
ハラハラ気味な落合先生。
良く晴れていた。
こうして「日本チーム」の「金の成る木」が出来ていった。
開始を待つタイの人達。寺院参りの服は白であればデザインの地味派手は問われないようでちょっと面白い。
小さい女の子。アジア人に似あうヘアスタイル。
タイの人は本当に、みな敬虔です。
儀式が始まった。
在家信者代表、のような人が開始の言葉のようなものを述べる。
一斉に手を合わせるタイの人々。
短期出家(1ヶ月とか)の人も含め、神妙にそれを聞くダモ寺在中のお坊さん達。
落合先生から何か説明。
おもしろいのは、この大きいウチワに顔を隠して色々なお話をなさること。
謹んでお話いたします、ということなのか。
カティナ祭後に得度式を控えた奥田さん。終始瞑目していた。
皆で折々に合掌。
つづいて、衣類贈呈のセレモニーへ。
どうもこの「カティナ祭」はお坊さんに衣類をお布施し、また一年の生活費というか、寺院運営に必要な原資を集める機会になっているようだった。
スマホで激写する人々。
代わる代わる衣類をお供えしに行く列席者たち。
つづいて美青年僧スリンさんから。
「衣類をありがとう。皆さまの幸せを祈念します」的な内容と勝手に想像。
なーむー。(タイ語だけどね)
最後にご住職からお説法。
なーむー。
最初から最後までタイ語なので意味不明ながら、カティナ祭はこんな感じ。
続いて、落合先生からお水をかける儀式スタート。
お清め、ということでしょうか。
これがねえ、結構すごい水量なんですよ。(笑)
私もバシャッと浴びさせていただきました。
バシャッ。
バシャッ、バシャッ。
なーむー。
なーむー。
日本の金のなる木にタイの人々がまた何かを足して下さったようだった。
タイのお札で出来た花の鉢。
100THB=300円くらい。
セレモニーホールのご本尊。
出たぁ~涅槃佛。レリーフがよく図鑑で見る出土品のようだ。タイでは仏教関係がすべてにおいて古代から(ほとんど)変わっていないようで驚く。
ここまで見てきたように、タイのお寺は日本とはずいぶん色々感じが違うと思います。
でも日本に「仏教伝来」する前の源流(初期仏教)はこんな感じです。
「阿弥陀如来」「観音菩薩」などの日本でメジャーな仏様はおらず「お釈迦さま」を大切にします。
お祭り後。地元の中学生か。
日本から持参したお菓子を分ける。
子どもながら合掌姿が決まっている。
タイの人は本当に、生活の中で普通に合掌する。拝む時だけじゃなく、ありがとう、こんにちは。
合掌は(日本を含め)アジア人にとても似合い、美しい姿と改めて気づく。
右は、子供らの学校の先生だそうでした。
大してうれしくもなさそうな、一方で抜け目なく価値を見定めているような…表情が素直。
ここまで午前中「カティナ祭」で、午後から奥田さんの得度式でしたが、ここでまさかのカメラバッテリー切れ。バッテリーは前々泊チェンマイ市内ホテルに、充電したまま置いてきたと気づきました。
どうしよう、ご免、写真撮って、バッテリーは今日ホテルに戻って見てみるとかやってるうち、得度式参加者としてアサインされることに。
どうも新人比丘を得度させる儀式に、2人以上の親族等の女性が参加する必要があるらしい。
血のつながりは無いながら、急きょその役を務めることになりました。
その様子はこちら↓
鉢や袈裟を持って得度者の後ろにつき練り歩く。私の隣は短期出家の人のご家族。
こんなことなら上下白を着てきたのに!と思いましたが、もうこの服でやりおおせました。
得度式は、10人以上の僧侶に囲まれた新人が正式に出家するわけですが、周囲にスマホで激写する列席者がいたり、背中に鉢を背負ってみたり…荘重なのかのん気なのか。
いかにもタイらしいセレモニーでした。
当日チェンマイ市内ホテルへ戻ると、充電したままのカメラバッテリーは泊まった部屋にありました。
なんだか出来過ぎたタイミング。当日は写真を撮るより得度式の手伝いをさせていただく運びになっていた気が勝手にしています。
旅をふりかえって…
今回ほんのさわりに過ぎませんが、タイの僧侶生活にふれる機会に恵まれました。
10年前に藤川和尚(タイで出家した元地上げ屋の僧侶)との出会いから仏教の森へ分け入っていった自分としては、感慨深いものがあります。
日本を含め世界中にいろんな仏教がありますが、タイの仏教は現存する様式としては最古のスタイルに属します。原始仏教に尽きない魅力を感じる者としては充実した旅でした。
この旅を機に自分の中で新たな目標が3つ生まれました。
すべて実現できるよう、mindfulに生きていきたいと思います。
状況がありのまま観えている状態、をうまく表現。mindful=余計なことを考えていない状態。
mindfulの辞書的な意味は「心に留める」「忘れない」「注意深く」です。
mindfulに生きるとは、頑張るではなくbest performance という意味が近いでしょうか。真剣に、今ここに生きる。いつも今に集中して生きれば、結果それは「自分史上最高」になる。
仏教が私に教えてくれた事です。何かを実現させたい時、一番大切なこと!
短く楽しかった旅の報告は以上です。ありがとうございました。
このシリーズおわり
お知らせ
2017/2/20~再びタイへ行くため、ブログ更新をしばらくお休みします。
また色々ネタを仕込んできます( ´艸`)
またアップしますので、よろしければまたお立ち寄り下さい!(* ̄∀ ̄)ノ
よろしくお願いいたします。<(_ _)>
▼これまでの記事
2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 1羽田-バンコク往復3万円空の旅 心踊る出発
2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 2地獄の北京空港 Hell of a time at Beijing Airport
2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 3いつ行ってもゆるい。微笑の国 (バンコク→チェンマイ)
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2016年11月 喪中のタイに行ったっタイ 6チェンマイ森林僧院生活、夜の冥想体験
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