(感想)すごい英語勉強法 バカヤンキーでも死ぬ気でやれば世界の名門大学で戦える。(初心者OK)

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こんにちは。木村悦子です。(^^)

正月が過ぎ、松が取れ、「はれのひ」にならなかった新成人もいたようで…。すっかり「日常」に戻っておりますが、新年の目標は実行されていますか?

私は元旦に間に合わず、この1月どうしようかウダウダ考えていたクチです。年間目標が決まり、ようやく日々の「そのためやることリスト」もまとまってきました。

そんな折、カンフル剤のような本を読んだので共有します。

バカヤンキーでも死ぬ気でやれば世界の名門大学で戦える。

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奥付に2015年10月とあるので、出版からもう2年は経っているんですね。知らずに今更(2018.1)読んだんですが、とてもカンドーしました。

感想を書こうと思ったのは、感動&著者の英語の勉強法が興味深かったのでその備忘の両方です。あらすじは帯の通りで、

外見が「氣志團」※だった著者が中学卒業→とび職(!)に→「勉強って大事」と思い始め専門学校入学→卒業しIT会社営業に就職→2年で離職しUCバークレー入学を目指す→見事入学し卒業!

するまでの物語です。

▼著者本人のインタビューが読めますので、詳細はこちらをぜひ。

偏差値30台の不良が世界の名門大学へ――「結局、障害になるのって“自分の存在”や“思ってること”」鈴木琢也さんインタビュー【前編】 | ダ・ヴィンチニュース

※(参考)氣志團

サイト氣志團万博 2017 〜房総与太郎爆音マシマシ、ロックンロールチョモランマ〜

事実は小説より奇なり

まず、とび職からバークレーという人生があるんだっていう事実は小説より奇なり…。

著者の人生が右上がりに上がっていくだけの話なので、あらすじは簡単に言えますが、実話なのでやっぱ細部が面白いんですよね。

今、英語をやり直し勉強中のため、個人的に印象に残った著者の「英語勉強法」「人としての成長」を備忘のためメモします。

超初級からの英語勉強法

(ホストファミリーの家に着き、まず著者が行った英語勉強法)
  1. 英検3級レベルの単語を覚える。
  2. 文法の基本を覚える。

ぼくがやらなくてはならなかったのは、恥ずかしがらずに中学生レベルだろうが小学生レベルだろうが、自分に合うレベルまで下げて基礎を積み上げることだった。だから、まず、初歩的な単語を暗記することにした。最初は英検3級レベルで十分足りると思う。これをひたすら独学で覚えまくる。

3級程度の単語がある程度頭に入っていると、文法ドリルの例文が少しずつ読めるようになる。文法については「スワンとウオルターのオックスフォード実用英文法」パートABの2冊がものすごく役に立った。(中略)何より、問題数がちょうど良いくらいの分量だったから「1冊すべてやりきる」という達成感も感じることができたのは大きい。学校以外の時間は、まずこの2冊を徹底的にやった。(P155-156)(中略)悔しかったが、焦ることはなかった。結局、自分のレベルに合わせた勉強をするのがもっとも効率が良い近道なのだ。(P168)

(木村メモ)社会人は「学校」を「職場」と読み替えても。

勉強法を編み出せ!英単語記憶編

(単語を覚えるため苦心し「忘却曲線」の考え方にたどり着いた筆者の方法)

人は覚えたことを20分後には42%忘れ、一日後には74%忘れてしまうものらしい。ただし、その後曲線はゆるやかになり、1か月経ってもほとんど変わらない。(中略)

こうして編み出したのが、毎日最低でも単語本の1ページ以上を暗記し、その20分後、1時間後に復習をするという暗記法だ。その後も1日かけて、複数回思い出す、機会を作る。忘れていたら、単語本を確認する。

「74%も忘れちまったらもったいないもんな。せめて50%未満にしよう」(中略)忘却曲線がどの程度信頼できる理論なのかわからなかったが、「記憶を一日保持できれば忘却曲線が下がる」というこの暗記法はけっこう上手くいったと思う。(P181-182)

the forgetting curve

忘却曲線 – Wikipedia

(木村メモ)暗記=繰り返し、は本当にその通りみたいで、心がけ中です。覚えたい事と何回も出会うこと…。

勉強法を編み出せ!リスニング編

ディスカッション用ブック
(授業中に先生が何を話しているかわからず、ディスカッションに先立つリスニングの勉強法を模索した結果)

ディスカッションをするには、英語のリスニングとスピーキングの両方ができなくてはいけない。で、ぼくがまず優先したのは前者だった。相手の言っていることが理解できなくちゃ会話は始まらないからだ。(中略)良い教材はないかなあと探していて、ついにうってつけのものを見つけた。TEDトークだ。

TED(Technology Entertainment Design)は”ideas worth spreading”(広める価値のあるアイデア)をキャッチフレーズにする非営利団体で、独創的なアイデアを持つ人のプレゼンテーション動画をTEDトークという名前でネット配信している。

この動画の秀逸なところは、英語の字幕が表示されるところだ。字幕はクリックできるようになっていて、そのポイントから動画を再生することができた。(P182-186)

サイト Ted Talks for English Learners and IELTS Students

TEDを使ったリスニング&スピーキングトレーニング(バカヤン流)

TEDトークからつかえそうなフレーズを選ぶ。そのフレーズを含むパラグラフ(段落)全体を書き出す。

パラグラフに出てくる知らない単語を辞書で調べ、暗記する。

パラグラフのシャドーイングを数十回繰り返しながら、パラグラフ全体を暗記する。

暗記できたら、動画を流さないで、音読の練習を数十回おこなう。

最後に登壇者になりきって、動画を見ながら音読をする。

(暗記出来ればいいので、各段階で練習する回数は柔軟に変える)

一日30分ぶんくらいを習得するようにして、このトレーニングを毎日欠かさずやった。効果は想像以上だった。まず、スピーキングで自由につかえるフレーズが格段に増えた。でももっと驚いたのはリスニング能力がぐっと伸びたことだ。(中略)まわりにいるネイティブたちが交わしているすべての英語が、意味のある言葉として、耳に入ってくるようになっていたのだ。

「すごい、聞こえる!」

このときはものすごく嬉しかった。(P182-186)

(木村メモ)勉強法を勉強中ですが、実感として言語習得上、一度音読したものでないと聞き取れない仕組みがあるような。スピーキングすることでリスニングができるようになる不思議。何でも一回アウトプットしないと本当の意味で「消化」し血肉にならないのだろうか?

TED: Ideas worth spreading

勉強法を編み出せ!ライティング編

当時UCバークレーのYWCAが”English in Action”というサービスを提供していた。留学生に英語で対話できる相手を紹介するものなのだが、ここで知り合ったベトナム系アメリカ人のタミー(Tammy)がものすごい読み書きスキルの持ち主だったのだ。(中略)

それから毎週、タミーにライティング原稿を見てもらうようになった。(中略)このミーティングは、タミーがUCバークレーを卒業して実家に帰るまで続くことになる。結局4年近く、毎週ほぼ欠かさずにぼくは文章を書き、彼女に直してもらったわけだ。おかげで英語のライティングは相当上達したと思う。

(中略)こうして振り返ると、自分の勉強法は偶然発見したものばかりだなあと改めて思う。誰かに教えてもらった方法は、あんまり続かなかったり、しっくりこないことが多かった。それよりとにかく色々自分なりに工夫し、試行錯誤しまくって、がむしゃらに行動した末に見つけたやり方が一番上手くいった。

(木村メモ)この一文に「効率の良い勉強法」のすべてが集約されている印象。結局、勉強法は基礎的なフォーマットを試行錯誤してその人独自の方法になってからが一番役立ちそう。続けないと意味がないし、その「続けようとする過程」でオリジナルな方法が生み出されるのがかっこいいと感じました。

バカならではの予習・復習法

(ロシア出身の先生の地理の授業。専門用語を次々繰り出され、聞き取れなくなって編み出した方法)

まず予習。読むのはざっと目を通す程度にしておき、わからない単語をピックアップして調べておくことに重点を置いた。これをやるようになった途端、授業のリスニングがかなり楽になった。

そして復習。授業が終わったら、できるだけその記憶が鮮明なうちに、その内容をもう一度確認し、理解し、記憶した。忘却曲線がぐいっと下がってしまう前にキャッチアップするためだ。この時間はできるだけ多く確保するよう心がけた。授業は週に9回、予習と復習に費やした時間は20時間はあったと思う。

この授業の前後に予習と復習の時間を必ず確保する勉強法は、その後も欠かさないルーティーンになった。(P191-194)

(木村メモ)だんだん頭の下がる角度が深く。必死に努力した人にしか出せない言葉…。恥ずかしながらこれまでの人生、予習などという殊勝な勉強をした試しがありません。心すべき教え。ちなみに著者はこの授業でAを獲得したそうです。

いかがでしょうか。感動のあまり思わず引用が多くなりましたが、英語勉強法と予習復習の大切さだけでもずいぶん刺さりました。これだけでも学ぶ所大でしたが後半は更に時間管理、モチベーション管理、そして「夢をつかむ方法」の神髄に迫る内容でした。なにせ実話なのでモチ上がりました!興味ある方はぜひ手に取って読まれることをおすすめします。

前半のまとめ(超初心者からの英語勉強法&勉強法全般)

大学生

(大前提)無理はせず、自分レベルの教材を使う

単語と文法

  • 英検3級レベルの単語を覚える。
  • 文法の基本を覚える。

単語記憶法

最低でも単語本の1ページ以上を暗記し、その20分後、1時間後に復習をする。

その後も1日かけて、複数回思い出す機会を作る。

リスニング(&スピーキング)

TEDトークからつかえそうなフレーズを選ぶ。

そのフレーズを含むパラグラフ(段落)全体を書き出す。

パラグラフに出てくる知らない単語を辞書で調べ、暗記する。

パラグラフのシャドーイングを数十回繰り返しながら、パラグラフ全体を暗記する。

暗記できたら、動画を流さないで、音読の練習を数十回おこなう。

最後に登壇者になりきって、動画を見ながら音読をする。

(暗記出来ればいいので、各段階で練習する回数は柔軟に変える)

ライティング

信頼できる仲間(先生役)を見つける。

(運が必要と思うが、その運は努力によって引き寄せられる印象を持ちました。勿論オンライン英会話とか、通学スクールの先生もありですね)

予習・復習法

予習:わからない単語の意味だけは事前に調べておく

復習:なるべく直後に再確認、理解、記憶する。(忘却曲線対策)

※授業1回につきトータル予習復習約2時間程度。

まるまるこの通りにやる必要はなく、エッセンスを真似すればいいと思います。

英語を学ぶ順番(単語・文法→リスニング&スピーキング→ライティング)も理に適っていると思うし、その流れだけでもやり直し社会人(私のこと)にはタメになりました!

その他の記事は下を見てね。

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